60代の自分が婚活を始めると、まわりは何て言うかなあ…。
「今さら婚活?」
「まさかでしょ?」
「どうやって婚活するつもり?」
もう少し考えてみましょう。
現在、50歳代のシングルってどれくらいいると思いますか?
50代前半の女性の独身割合 25%(未婚・離婚あわせて)
50代前半の男性の独身割合 28%(未婚・離婚あわせて)
ということは、5年後の2020年
上の独身の人たちは、現在50代半ばから50代後半。
5年の間に多くの人が結婚したとは考えにくく、むしろ離婚・死別によって独身割合は増えている可能性の方が高い。
ということは、現在の50代半ばから50代後半の人たち
男性女性とも3割近くが独身ということになります。
これから60代に突入していく50歳代の約3割が独身という事実をどう考えますか。
こんなに多くの独身がいるのに、あなたは何をためらって婚活は無理と考えてしまうのでしょう?
本当に婚活は無理なのでしょうか?
60代が婚活に踏み出せない理由は?

60代の婚活は「今さら」でも「無理」でもありません。
しかし自然な形で独身同士が出会える機会がシニアには極端に少ないのです。
パートナーを求めるのなら積極的な婚活は必要です。
ただ『踏み出す勇気がない』と思っている人は少なくないです。
60代は事情や状況がさまざま
◆離婚歴あり 一人暮らし
◆離婚歴あり、家族と同居
◆離婚歴なし、一人暮らし
◆離婚歴なし、家族と同居
◆死別、一人暮らし
◆死別、家族と同居
etc.
十人十色といいますが、全く同じ状況で暮らしている人などいません。
当たり前ですが、考え方もそれぞれです。
◆結婚したい。
◆結婚は望まないが恋人がほしい。
◆一人のままがいい。
60代は長く生きている分、しがらみも多い

恋人ができたからと言って、単純に「結婚しまーす」と言えない人もいます。
◆子どもが未成年
◆親の介護が必要
◆土地を離れるわけにいかない
◆配偶者ができることによって相続問題が発生する
逆に結婚できる環境でも、
出会いの少なさから希望を持つことさえ諦めている人もいるでしょう。
「60代の婚活」からいったん離れて、肩の力を抜いてみましょう

「結婚したくても環境が許さない」
「出会いを求めたところで無駄なこと」
「今さらどうしようもない」
そんなふうに自分の境遇に縛られて、ハナから諦めているあなた。
肩の力をフッと抜いてみませんか。
「結婚」にこだわる必要ないんじゃないですか?
親の介護をしながら
子どもを養育しながら
恋愛したっていいんですよ。
日々の慌ただしさの中に一服の清涼剤のような人がいたら、疲れも吹っ飛びます。
未来の自分のことなんて誰にもわからないです。
将来の設計図を具体的に描くのはやめて、肩の力を抜き、自分の心が穏やかになれることだけ考えてみませんか?
将来なんてどっちみち設計図通りにはいかないです。
人生の後半は自分のことだけ考えて
「おとうさん(おかあさん)はもう充分頑張ってきたから、これからは自分の幸せだけを考えて生きてね」
と絵に書いたようなドラマのシーンがあります。
恥ずかしくなるようなセリフではありますが、
「そうだよなー」
と、しみじみ自分で自分に思います。
60代の私たち、お互い良くここまで頑張って生きてきましたよね。
人生の折返しはとっくに過ぎ、残された年月はそんなに長くないです。
そんな中で、心が通じ合う誰かを見つけられたら上等です。
具体的なことはゆっくりゆっくり2人で考えたらいいんです。
60代も婚活で素敵な人を見つけたい

そうは言っても、マジに出会いってないですね。
特に退職後は行動範囲が狭くなり、出会いのなさを本当に感じます。
まして人口の少ない土地に住んでいる人はなおさらでしょう。
「今日も誰とも話さなかった」
なんてこと、ザラにありますもの。
日々淡々と暮らしているだけでは、ステキな人が舞い降りてくる要素など1ミリもありません。
何らかのアクションが必要です!
だから60代に「婚活」は必要なのです。
